ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の使い分けを教えてください（続き）

わかりました。前回も申し上げたように、バイナリーオプションでは基本的にはテクニカル分析を重点的に行うのですが、かといって全く無視をしても言い訳ではありません。

今回は、ファンダメンタルズ分析の効果を説明したいと思います。

まず、ファンダメンタルズ分析のおさらいですが、国の金融政策や経済状況などを用いて分析する方法がファンダメンタルズ分析でしたよね。そのため中長期的な値動きを予想する必要のあるトレーダーには重宝される分析です。

そのため、一方で数時間や数日限りの短期間での取引において、それほど目に見える効果や成果があるというとそういうわけではありませんし、ファンダメンタルズ分析だけで、利益をあげることは難しいかもしれません。

しかし、短期の相場であっても、中長期の中の一部分を切り取ったものであるという考えでは、間違いなく中長期での分析も知っていて損はないでしょう。

例えばメーカーの場合、どのような方法で、モーターはいくつ必要か、基盤の回路はどうするか、などと考える事は多いかと思います。取引においては、このような部分がテクニカル分析にあたると思います。

一方、ファンダメンタルズは素材などの部分にあたるといえるでしょう。他社製品と比べ、見た目はそれほど大差がなかった場合、時間の経過とともに、すぐにボロボロになるなど、長い目で見た場合に顕著に現れてくる部分です。

バイナリーオプション取引など短期取引ではテクニカル分析で成績という実績をあげ、さらなるステップとして、勝率を上げるためにファンダメンタルズを組み合わせていくと、成績が安定してくるのではないでしょうか。