チャートでおなじみのローソク足を使ってどのように予測すればいいのでしょうか？

投資を始めるにあたって、おそらく最初に目にするチャートには必ず乗っているといっていいでしょう。そのため、なんとなくイメージはつかめていると思いますが、じつはそれをどのように使えばいいのかわからない方は多いかもしれませんね。

今回は、ローソク足を使って2つの簡単な予測方法をご説明します。ただし、これは「必ずそうなる！」というものではありませんので、気を付けてください。あくまでも予測するにあたって、一つの見方にすぎません。

陽線と陰線の割合を見ることです。いわゆる白いグラフが陽線、黒いグラフが陰線です。

そして、直近のある一定期間の陰陽の割合で上昇トレンドにあったか、下降トレンドにあるかを見るのです。週足・月足で大きな流れを把握し、トレンドに相違がなければそのトレンドに乗っかるのも手ですね。

不安な方は、30分足、5分足などを見ることで、より短期でのトレンドが把握できると思います。

もう一つは、ローソクから出ているヒゲを見ることです。そしてどこから出ているか、また長さをよく見るようにしてください。

上ヒゲが長い場合、売り勢いが強く値は上がったものの押さえ込まれたということ、一方で下ヒゲが長い場合は買い勢いが強く押し戻されたということです。

このように、逆の対抗する勢いというのは長く続く場合が多いため、「長いand上ヒゲ」のローソク足が出現した際は相場が下がることが多く、逆もまた然りということは珍しくありません。