バイナリーオプション攻略ブログ・米雇用統計が為替相場に影響を与える、３つの理由とは！

公開日： 2014/05/28 : 最終更新日：2014/06/11 ブログ

FXでもバイナリーオプションでも為替相場を相手にしているのだから、やはりアメリカの雇用統計が重要と言われています。
今回はその３つの理由を紹介したいと思います。

理由その１は、「世界一位の流通量・通貨USドル」だからです。
為替は通貨全体の取引量や額によって変動しています。単純に考えると、その通貨の売買に多くの人が取引をするとそれだけ動きやすくなりますね。

なるほど、USドルは世界一の流通量を誇るから、動きも出やすい訳だな。

そうですね。すなわち、それだけ多くの人が取引をしているということで、アメリカの経済指標によって取引が行われる量も額も他の通貨とは比べ物にならないほどで、ドル売りかドル買いどちらかに傾くと一気に値動きする可能性が高いのです。

次に、理由その２「予測値からのズレ」です。
円高・円安どちらかに動くかは、前回の指標との比較ではなく、経済の専門家などが出した予測値との比較で決まります。

そういえば、非農業部門就業者数で言えば、予測値より高ければアメリカ経済良好と捉えられ期待感からドルが買われ円安ドル高となるんだったよな。

はい、逆にそれほど変わらないか低ければ、アメリカ経済は停滞または下降気味と捉えられます。そうなると、ドルが売られ円高ドル安となりますね。

それでは最後に、理由その３「為替の３大市場、ニューヨーク、ロンドン、東京がある国全てがチェックできる時間帯に発表」される点です。
理由その１と根本的には同じ理由ですが、取引量が多い市場が確認できる時間帯に米雇用統計が発表されます。

たしか、ニューヨーク市場があるアメリカは朝８時頃、ロンドン市場があるユーロ圏はお昼の１２時頃、東京市場がある日本では夜の９時半頃だったよな。

そうですね。世界中で同時に発表され、トレーダーがチェック、それこそ世界中で一斉に取引が行われることになります。
この３つの理由により、米雇用統計が為替相場に大きな影響を与えるなのです。